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デンキ街の本屋さん 第12話「兵どもが夢の跡。酒は飲んでも呑まれるな!」

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デンキ街の本屋さん #12「隠者の書庫/桜が咲いたら/Welcoming morning」

最終回なのに酔いどればっかりじゃないか!
お酒は用法用量を適切に守って楽しくね!
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やってきました最終回。ということで各組合せの関係性に決着をつけていくかと思いきや単純にそうはならないのが今作だ。人と人との関係はそう簡単に進展するものでもないし、逆に進むときは一気に進展を見せることもある。むしろくっ付く前の段階にこそニヤニヤ要素が詰まっていることも往々にしてあるので、これはこれで良いのではないだろうか。一度形成された関係が必ずしも上手く行くものでもないということは、カントクとつもりんが作中で証明していることでもあるし。

とはいえまだそこに至る前の海雄や先生にとってはどんな些細な事でも何かのきっかけになり得るのもまた事実。経緯はどうあれ海雄の家に先生が訪問なんて何かが起こる王道の展開なのにロマンスとはかけ離れた展開になってしまうからアレだよね。一方は飲ませすぎた負い目を感じ、一方はグロッキー状態でそんなことを意識する余裕すらないのだからどうしようもない。

だからというわけでもないけど回復した先生が、引け目を感じて断れないのを良いことに、海雄に対してあれやこれやと注文する姿は微笑ましい。先生にしては良く頑張った!感動した!と褒めてあげたくなるくらい。どれもささやかな願いだけど当事者の二人にしたら一大事。そのまま一線を越えちゃいそうな雰囲気もあっただけに、この二人ももう時間の問題なのかなと感じさせてくれる。

お酒の力は時に人の本性を暴き出すものであるが、暴かれたのは何も海雄と先生だけではなく大花見大会に参加したうま店員一同に言えることでもある。中の人繋がりで何かどこかで見たようなキャラのコスプレをしていることはさておいてね。噂に違わぬ絡み酒っぷりを見せるつもりんや、無礼講にも程があるひおたん。ちょっと感傷に浸るカントク等々。騒がしさの中にも各人の秘めた思いが見え隠れする見せ方は上手いなと思わされる。

特に印象に残ったのは海雄とカメ子の会話でカメ子の胸中を思うと切なくなるなぁ。似た性質を持つ者同士。特に傍観者的な立ち位置から全員を俯瞰して見てきたカメ子の言葉には説得力が伴っている。自分と同じ轍を踏ませないようにさり気なく忠告を送るその心中は察するに余りある。喧騒から少し離れた場所というのが効果的で更に印象を強める作用を果たしている。

それだけに直後に海雄に絡んできた先生に救われる。ここが海雄とカメ子の置かれた境遇の違いが表れた場面かなと。しかし海雄の方からも動かなければ将来的にカメ子と同じ道を辿りかねないという可能性が示唆された。そういう意味で二人の会話には凄い重要な意義があったように思うのです。

何にしてもお花見の時に再度膝枕を要求する先生のゴネっぷりを見たらね。一度一線を越えると二度目は躊躇なく行けるというのも然り。例え酒の力を借りたとしても時には勢いというのも必要だ。今回の先生にしても前回の腐ガールにしてもそこは共通していたように思う。ましてや奥手な部類に当て嵌まる二人なだけにそういう力に頼ることも時には必要かなと感じた次第。

出会いと別れの季節でもある春。それは関係性が変化し得る季節の象徴でもあるのかもしれない。カントク、ひおたん、つもりんの関係は特にこれに当て嵌まるんじゃないかなと。終わる関係もあれば始まる関係もあるとね。何にしても春の日差し降り注ぐ麗らかな日の一幕。これからもうま店員ズが、これまでと変わらぬ楽しくも面白おかしい日々を送れることを願うばかりだ。


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予告でしか出番のなかった店長に遂に台詞が!ここぞとばかりに張り切り過ぎだ!冷静に考えると秋葉に居を構える巨大ショップの店員がカントクチームだけのはずはないのですが、それでもここまで従業員の数が多かったのは予想外。

店長のテンションもどんどん変な方向にシフトしていったけど、聴いている従業員側も普通に付いていくから侮れない。これくらいのことで動じていては、うまで働くことなど不可能と言わんばかりの朝礼の風景でありました。それだけに至って普通のテンションで解散していくカントクチームとのギャップにやられたわけでもある。


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終わってみれば本当にあっという間の12話でした。当初はオタショップに務める従業員が主要キャラということで、そっち方面の裏話的なあれこれを期待していた面もある。そういう話も少なからず見受けられたけどメインではなく、あくまで味付け程度に留まっていてメインは結構ガチなラブコメ作品でありました。

主人公を中心としてヒロインが入り乱れる王道ハーレムものではなく、それぞれのメンバーにそれぞれの物語があってそれを上手く組み合わせていたように感じる。そこには三者三様の物語があって、うまのほねはそれを繋ぐための舞台装置であったと言ってもいいのかもしれない。

基本は楽しく、時に切ない。特別凄い!ってことも起こらないけど気づいたら心地よく終わっている。そんなことが多かった。作中の日常に溶け込めていたと言ってもいいのかもしれないですね。

明確にくっ付いて終わった組がいなかったのも印象的。明らかに時間の問題だけどそれを描かなかったのもまた一興。恋する気持ちは齧りかけのリンゴ~♪というOPの歌詞通り、食べきってしまったらそこで終わりと言ってもいいですからね。ラブコメはくっ付くまでの過程にこそ真の意義がある!というのが持論なのであります。それ以降がどうでもいいというわけではないですけど。

何にしてもゆる~くまったりした気分に浸らせてくれる楽しい作品でありました。
本当みんな幸せになってくれよ!カメ子さんじゃないけどそうじゃなきゃあんまりだからね。
製作スタッフの皆様お疲れ様でした。楽しい作品をありがとうございます!

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