日刊アニログ

アイドルマスター シンデレラガールズ #02「I never seen such a beautiful castle」

シンデレラプロジェクト本格始動！
果たしてこのまま順調に階段を駆け上がることは出来るのか。

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動き出した時計の針は止まることなく確実に先へ先へと時を刻んでいく。シンデレラプロジェクト補欠三名の最後の一人、本田未央が加わり今まで止まっていた卯月たちの時間が一気に動き始めた。予想していた以上にスピーディな展開で、メインではないにしても早くもライブデビューが決定したのは意外と言えば意外でビックリしました。

開始時点の卯月たちの境遇と765プロ勢の対照的な境遇に関しては、前回も色々な部分で見受けられたけど今回もその要素は健在。事務所の規模にしても、事務所主導の正式なライブステージに立つまでの早さにしても何もかもが真逆で今のところは全てが上手く回っている。こんなに簡単に決まって良いのかなという凛の言葉は至極まっとうなもの。自分の言いたいことの代弁でもありました。

勿論卯月を始めとした他のメンバーは、これまでの間にそれなりの下積みを積んでいて、ここまで到達しているのだからそれなりに苦労はしているのだろう。だからライブ参加が決定した際の、卯月と未央の二人と凛が示した反応に差異が生じる。これまでの経験の有無や歩んできた境遇の違い。念願が叶った者といきなり栄光を掴んだ者。反応の違い一つでそれらを感じさせられて凄く印象に残りました。

未だデビューしていないとはいえ、業界に身を置いていた者とそうでない者の違いは、卯月たち3人の346プロ探検の中でも描かれていた。既にデビューを果たし人気のある先輩アイドル達を見た際の反応も卯月未央の二人と凛でハッキリ分かれていた。これが上述したライブ参加決定のシーンに効いていたと感じたわけです。

メンバーが揃い時計の針が廻り出してトントン拍子に事態が推移している現状。故にどこで壁を用意するかは見物でもある。アイドルのサクセスストーリーに障害や壁は付き物だ。様々な障害や辛い境遇を乗り越えて最後に栄冠を掴むのがシンデレラ。頂きに到達するにはまだ少し早い。

また全てが順調に進んでいる中にも若干の不安要素は散りばめられていてそれも気になるといえば気になった。他の2人よりも1歳年上、誰よりもレッスンを積んでいるであろう卯月が、ダンスレッスンにおいては経験のない凛にすら遅れを取っていた。最終的に部長の一声で参加が決まったライブにしても、武内Pの反応を見るに彼個人としては時期尚早と考えている節があって、それも一抹の不安を煽る。

華やかな舞台で輝くことはアイドルの醍醐味。しかし壁にぶち当たり苦難を乗り越えていく姿を描くのもまたアイドルアニメの醍醐味。人数が多いだけに捌くのも大変だと思うけど、むしろ困難な状況に陥った時こそアイドルの真価だったりPさんの手腕が問われることにもなると思うので。

いずれにしても補欠だった卯月たちが誰よりも早いデビューになったことは揺るがぬ事実。
見事期待に応えることは出来るのか。それとも壁に阻まれるのか。次回も楽しみです。






基本的に卯月、凛、武内Pの三人で進行した前回と打って変わり、今回は一気に登場キャラが増えましたなぁ。シンデレラプロジェクトに参加する14名の他に既に一線で活躍する先輩アイドル達も登場。しかしその中にあってもメイン格である卯月・凛・未央のキャラ立てはしっかり行われていて好印象でした。

これだけの人数を上手く捌いてストーリーを構成するのは大変そうですが、アニマスの経験もあるからその辺は大丈夫なのかな。あの時以上の人数にはなってますけど。例の如くキャラを覚えるのは大変ではあるけど、シンデレラプロジェクトに参加する14名のアイドルに関しては、見覚えがあったり知っている子もいるので何とかなる…かな。

でも城ヶ崎姉や高垣楓のように先輩アイドルとして登場するキャラも多そうなので、やっぱり大変さは変わらないかもしれない。覚悟はしていたつもりでしたが、改めて情報量多いことを痛感しているのです。


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