日刊アニログ

艦隊これくしょん -艦これ- #09「改二っぽい？！」

果たして来たるべき大規模反攻作戦のキーマン足り得るのか。
夕立ちゃんの改二化が変なフラグじゃありませんように。

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艦これにおいて一つの大幅なレベルアップの要素として改二という概念があるというのは、ゲームをプレイしていない自分でも知っていたのです。ただ動きのあるアニメ版においてそれをどう表現するのかなというのは地味に気になっていたことの一つでした。例えば某ポ○モンのように戦闘中に突然変貌を遂げたりする可能性もあるのかななんて妄想もしたけど、そこは工廠に入っての改修作業。うむ、至って堅実だ。

夕立の改二化は、彼女が努力の末にたどり着いた一つの到達点でもあるだろうし喜ばしいことである。しかし戦闘能力の飛躍的な向上は、今後戦況が更に激化することの予兆とも取れるし、深海棲艦の鎮守府襲撃もその前哨戦と見ると、素直に良かったとばかりも言っていられなくて複雑。

今回は戦闘能力を向上させた夕立を戦場に出してド派手にデビューさせるのではなく、むしろ夕立が改二となった事実を吹雪の心情と繋げてきたところが面白い。駆逐艦の中で唯一旗艦を務め、戦場で功績を上げて周囲の評価を得ていたのは、吹雪であったことは間違いない。経験値、練度、周囲の評価。

同期との出世競争ではないけど目に見える形での夕立の変化と主力艦隊への転属命令。なのに自分は一大作戦を前にして最前線から外され帰投命令を出されれば、否応なしに不安を煽られるのも無理はない。

一見すると吹雪と夕立で対照的な立ち位置に置かれていた回だったけど、それでも根本的な部分で二人の繋がりを感じられたのが良かった。夕立が改二化出来るくらいに練度を高めれたのは、戦場で功績を上げ続ける吹雪に触発され本人が頑張った結果であるし、己の見失いかけた吹雪が目を覚ますキッカケとなったのはそんな夕立の姿勢そのもの。

互いに影響を与え合い、その大元にあるのは二人にとっての始まりである第三水雷戦隊。
そして「水雷魂」が離れていた間も両者を繋いでいた。こういう関係も素敵なものだ。

前線を伸ばし主戦力を集中させた結果、手薄になった本陣を強襲される。間隙を突かれ思わぬ形で先制パンチを食らった鎮守府側の巻き返しなるか。司令官不在の反攻作戦。両陣営共に総力戦の様相を呈してきた今度の戦いは今までの比ではない大規模なものになるだろう。水雷魂を胸に秘め戦う吹雪、如月睦月、夕立の活躍に期待したい。そして誰も散らぬことを願うばかり。不安は尽きないのは致し方ない。





言っていることは至ってまともだし真面目な話をしているのに、この腹ペコ先輩二人のマイペースっぷりときたら安定してるね！緩むし和むわ！いや、良いんだけどね。この二人が食べてないとそれはそれで凄く不安になってしまうので。

周囲の歩みを気にしすぎずに自分のペースで歩めばいい。悩めるブッキーに自らの普段通りの姿を体現し、その姿勢で語る。そう言っておけば少しは見栄えも良くなるってものじゃないかー。でもご飯粒を頬に付けたままの状態では何を言っても面白くしかならないよね。流石です、赤城先輩！




やっぱりブッキーは能天気に明るく振る舞う姿が一番似合う。
改を目指すことも大切かもしれないけどこの「らしさ」は失って欲しくないものです。
何より吹雪に覗きこまれるまで一切反応しない睦月ちゃんの姿がジワジワ来る。慣れているのね。


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