日刊アニログ

アイドルマスター シンデレラガールズ #10「Our world is full of joy!!」

思わぬ形でのハプニングによる行き違い。
お姉ちゃんズが良い味出しておりました。

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個性的なユニットを次々送り出すシンデレラプロジェクトの次なるデビューユニットは凸凹トリオ。莉嘉・きらり・みりあの三人で構成されるユニットは一見するとアンバランス。これから売り出しをかけていくアイドルユニット。見た目も大きな売りの要素になる世界なだけに、パッと見で身長や年齢の差が見て取れるこのメンバー構成は少なからず冒険している部分があると思うのです。

年齢はともかく見た目だけで整合性を取ろうとしたら、莉嘉とみりあに杏を加える形の方が納まりは良いのかもしれない。しかし最年少の二人はあらゆる意味で不安定な部分がある。故に周囲を見渡し面倒事にも嫌な顔をせず（主に杏関連で）何かと世話を焼くきらりの普段の姿を評価した上でのプロデューサーの采配だったのではないかなと思えるわけです。

思わぬ形でプロデューサーとはぐれ次第に焦燥に駆られていく中で、この組み合わせが実に考えられた末に組まれたものなのではないかと感じられた。普段から年相応のみりあは当然として大人っぽく振る舞おうとしてる莉嘉もまだまだ子供。不慮の事態に際し精神的な脆さを露呈してしまい、その中で自分より目上の存在であるプロデューサーや美嘉をどれだけ頼りにしているかも見て取れた。

最年少に当たる二人が普段頼りにしている者との繋がりを断たれて状況的に孤立する。突然放り出されて道を見失う最中、自分も不安な気持ちもあるのにそれを押し殺し二人を包み込むように導くきらりの何と頼もしかったことか。アイドルとしての経験値は二人とそう変わらず、きらり自身も大人と言える年齢ではない。それでも優しく語りかけるきらりが二人の姉のようにすら見えたのですよ。

莉嘉にとっては美嘉とは別の意味で、みりあにとってはこれから最も身近で接する機会が増える頼りになるユニットメンバーで年上の仲間。自分たちを励ましてくれた「姉」が落ち込む姿を見て引っ張り上げてくれる二人。デコレーションというユニットは絶妙なバランスで溶け合っているユニットではないかと感じた次第です。

三人が自由に振る舞うことで真価を発揮するユニット。プロデューサーの目論み通り、ファンだけでなく道行く人を惹きつける魅力を備え輝き始めた凸レーション。見ているファンをも巻き込んでみんなでハピハピな気持ちに！凸レーションの今後の活躍が楽しみだ！





プロデューサー逮捕騒動によって急遽ピンチヒッターとして召集された凛・美波・蘭子の三人。イメージにそぐわない可愛い系の衣装に難色を示す凛と美波を余所に一人盛り上がる蘭子の姿もそれぞれの個性が出ていて面白い。視聴中もステージに上がることはないよねぇと思いつつ、それでも衣装に身を纏っている姿を描いてくれただけで感無量です。これは有りですね、有り。

まだ風邪が完治してないのか事務所待機組となり一人緊張の面持ちで電話番をするしまむー可愛かったです。最近出番が控えめなので、そろそろ本筋に絡む姿も見たかったり。






笑顔の大事さを誰よりも早い段階から語っていたプロデューサーも自身が笑うことは苦手なようで。それじゃダメダメ！ニッコリ笑えば幸せハッピー。見ている側も和ませられる。この件を見て担当アイドルが輝く姿を見たプロデューサーが自然と笑みを浮かべてしまう。そんな姿を見られる日が来ると良いななんて思ったりしたのです。

そして笑顔のことなら今回素敵な笑顔を披露してくれたちひろさんに聞くのが一番だと思うのです。警察に厄介になったプロデューサーを迎えに来た時の圧力のある笑顔。そして可愛い衣装に難色を示す凛達に有無を言わせず従わせる威圧感のある素敵な笑顔。一口に笑顔と言っても色んな感情を表現出来るのですね。ちひろさんは怖い素敵で無敵な女性なのです。


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