プリパラ #44「イゴ、さらばウサ!?」ここぞというところで決めてくれるレオナはやっぱり男の娘!
あろまとみかんの意外な姿も遂に明らかに!?




自分達よりも先にソラミスマイルが再結成してしまったことで焦りもあっただろう。ドリームシアターのお披露目ライブをあと一歩のところで逃してしまったことへの不満もあっただろう。あろまとみかんの誘導があったとは言え、普段であれば聞き流してしまえるようなことも、真に受けざるを得ない下地は既に出来上がっていた。
今回はシオンとドロシーの仲違いに端を発したドレッシングパフェの解散騒動でしたが、シオンとドロシーの両者共に、お互いに対する不満よりも信じていた仲間に裏切られたショックの方が大きく、それが騒動の引き金になっていたことが何よりも印象深く映りました。
また相手に不満を抱くということは、裏を返せば普段から付き合う機会が多いことの表れでもある。お互い親交があるから、表面的なものだけではなく、相手の深いところまで理解した上でマイナスの部分も見つけてしまう。信頼関係がそこにあるからこそ、仲違いも発生するわけでね。
何も円満であることだけが絆の強さを示すわけではなく、ソラミスマイルと形は違えどもドレッシングパフェには彼女達なりの強固な信頼関係があり、同じユニットの再結成展開ではあっても、二つのユニットで見せ方を変えてきてるのは素晴らしいなぁと思ったのです。主要キャラの中でも特に我の強いシオンとドロシーが属するドレパ側らしい展開とも言えるのかな。
二人の潤滑油的な役割を果たしてきたレオナも、これまでとは違う立ち回りを見せていたのも見逃せない。ウサギが普段なら絶対頼りにしないらぁら達に助力を求めたことからも、ドレパ側が本当に深刻な状況になっていたことは察せられるけど、それも普段は仲裁役として場を収めていたレオナですら収拾が付けられなくなり、一度は匙を投げそうになったが故。
このことからもドレパの中心的役割を担っているのはレオナであり、我が強く反発する二人を繋ぎ止め一つに纏まっていたのもレオナの存在あってのもの。他の二人のような派手さはないかもしれないが、レオナがいるからドレパは成立し得る。ドレッシングパフェにとって必要不可欠なキーとなる存在でもある。
長所と短所は表裏一体なんて言われたりもしますが、一度は諦めかけたレオナが奮い立ち、シオンとドロシーの「長所」を受け入れた上で、散り散りになりそうだった二人を再び繋ぐ。いつものように「ドロシーが言うなら」を良しとせず、初めて自分の主張を貫いたレオナの姿勢が、崩壊しかけたドレパを救った流れが本当に最高だった。
表向き派手な個性や自己主張はしないかもしれないが、そんなレオナにしか出来ないこともある。自らの強い意思に基づいたレオナの行動は、ファルルとの対戦に敗れた際に至った答えが間違ったものではなかったと再認識させるものでもあり、同時にあろまのレオナ評に対する一つの反論にもなっていた。
更にあろまがレオナの本質を見抜けず見誤っていたことも、最後のあろまとみかんのリアルバレによって、より納得のいくものとして印象付けられる構成になっていたのも上手かった。
しかし今回は何といってもレオナの活躍に尽きますね。流石は男の子、ここぞという時には頼りになる!しかし誰よりも先に涙を流しちゃうなど内面は誰よりも女の子!アイドルの中のアイドル。それはやっぱりレオナなのではないかと思わされた回でもありました。そんなレオナの「本質」をあろまが見抜けないのも無理はない。だって小学生なんだもん…。みれぃですら見抜けなかったんだからさ…。
結び直された絆は更に強固なものとなり、支え合うことで互いをより高みへと導いていく。異なる個性が組み合わさるからこそユニットは面白い。それはソラミスマイルやドレパだけでなくアロマゲドンにも言えること。最終的にドリームチームの構成はどうなるのか。まだまだ諦めていない悪魔と天使の「リアル」方面からの仕掛けも楽しみだ!



あろみか待望のリアルでの登場だ!しかも、実はらぁらと同じくリアルでは小学部に在籍しているというおまけ付き!この可能性を考えなかったわけじゃないんだけど、どうしてもプリパラ内での二人の見た目に引っ張られて中学生なのかなと思い始めていたので、自分の中では結構衝撃があった。
しかしこれで天使と悪魔という、ある意味で安直なキャラ属性を二人が好んで使ったり、毎回の仕掛けに関してもどこか詰めが甘かったのも全部説明が付く。馬鹿にするつもりは一切ないけど、小学生なら仕方がない。
それなりの実力者でもある二人が、これまで一切出てこなかったのも、パプリカ学園小学部に在籍していたのならば、グロリア校長圧政時代にはプリパラへ行けなかったのだから当然のこと。設定の上でも綺麗に収まるし、らぁらとみれぃの最初期のリアルバレのことを思うと、らぁら達があろみかの存在を把握出来なくてもおかしくはない。
また中学部になった時のために、あろまとみかんが天使と悪魔のキャラを練り込み、預言書をせっせと作っていたと思うと更に愛着が湧いてくる。その辺は次回で描かれそうなところだけど、らぁら以外の主要キャラで初めてとなる小学生キャラ。同い年のライバルと判明した、あろみかに対する、らぁらの対応の変化とかにも注目していきたい。
プリパラ内ではそれ程背丈の差を感じさせないあろまとみかんだけど、リアル世界だと明らかにみかんの方が小さいのが分かって、容姿の視覚的な変化も楽しい。これは中学生組にはない楽しさですね。何はともあれリアルのあろまとみかんも可愛い!まったく、小学生は最高だぜ!

一度は諦めかけたレオナを再度奮い立たせたのが、そふぃ様というのも非常に良かった。これまでも要所でレオナが動くキッカケを与えていたのはそふぃ様であり、これも普段から特に親交を温めている描写が散見されるレオナとそふぃだからこそ出来たことなのではないかなと思わされたところ。



序盤の頃はお約束ネタの一つとして自分も度々取り上げていたんだけど、らぁらさんのマジ○チ物真似ネタが久しぶりに登場した。重い空気を何とかするために、身体を張って場を盛り上げようとする心意気。流石は主人公!出番少なめの回でも存在感を発揮することは怠らない。そんならぁらさんが大好きです。

悪魔の力をもってしても、レオナの本質を見抜くことは叶わなかったよ…。
そりゃプリパラの神様もレオナにうっかりプリチケ送付してしまいますわ。
にほんブログ村
- 関連記事
-