わかば*ガール #04「これが包丁ですか」うーさーのその日暮らし 夢幻編 #04「うーさー教授曰く、すべてはJ/Kになる」ミス・モノクローム -The Animation- 2 #04「GOODS」



友達との休日の待ち合わせと初めてのお宅訪問回。これまで少なからず交流を重ねて仲が深まり、主要キャラ同士の物言いや言動に変な遠慮がなくなってきてるのを感じ取れる。待ち合わせ時間に遅れてきた真魚に対してバッサリと切り捨てる萌子や、初めて来た萌子宅で一切遠慮する素振りすら見せず、だらけ切っている姿を晒している直と真魚のやり取りが、清々しく心地よさすら感じられる。
みんなでやると決めたお菓子作りなのに、結果的に全ての作業を一人でこなしてしまった萌子にしても、前述した二人とは違った意味で、他のメンバーに対する遠慮がなくなったが故に、普段の姿を見せたのではないかとも取れて、最初は表面的な関係だった彼女達の間柄が、名実共に本当の友達になっていってるのだなと実感出来て微笑ましい。
家電の子機を所持して間違った集合場所で待機していたのを皮切りに、超が付くほどのお嬢様で天然な若葉のボケっぷりは、いつもと同じで安定していたと思う。若葉が普段通りなだけに、これまでと少し異なる他のメンバーの地を出した接し方の変化が、より浮き彫りとなって映っていたのかなとも思えました。
本物の友達関係が構築され始めているのを感じさせる描写があっただけに、最後に若葉が繰り出した「友達料」を全力で否定する他三人の言葉が、彼女達の本心からの言葉であると実感出来る。お金持ちのお嬢だから付き合っているのではなく、天然で面白い若葉だから友達として付き合っている。
若葉が焦げた手作りお菓子を学校に持ってきて安定の天然ぶりを披露するオチが、更にその印象を補強する。そんな本物の友達関係になっていってることが感じられた嬉しい休日回でありました。



エンドレスエイトですら生ぬるいと思えるループ構造に嵌り込んだうーさー世界。実に8万8887回に渡って繰り返された終わることのない不毛な論争。物凄い哲学的な要素を多分に含んでいた回で、考えれば考えるほどドツボに嵌りそうなんだけど、シンプルに考えると寝ているうーさーを如何にして起こすのかに終始していた回だったと思う。
名前を呼んではいけないあの動物や、あじぽんが如何に小難しい哲学論を用いて主に視聴者の精神をゴリゴリ削り取ろうとも、己の欲望に忠実に従って動くうーさーにとっては、どこ吹く風なのである。つまりいかなる哲学的思想を持ってしても寝ているうーさーを動かすことは叶わない。世界の中心はうーさー様なのである。
今回のコラボ元との関連を無理やり考えてみるに、生物にとっての楽園はフカフカのお布団の中にこそ存在すると言っておけばいいのだろうか。図らずも寝ている時は、己の存在は己の中にのみ存在し、即ち世界の中心は自分と豪語するうーさーの言葉に嘘偽りはなく、ある一面から見ればそれは正しいことなのだ。故に彼の世界は誰が何をしようと揺らぐことはないのである。
なんて如何にも分かったようなことを延々と書いてますが、自分は今回の内容を分かっているとは到底言えないのです。無教養な自分がこの回の感想を書くこと自体が無謀なのです。他の方の感想を見て勉強したい思いでいっぱいなのです。
毎回ゲストが豪華なのですが今回は諏訪部さんに奈々様と、これまた豪華なゲストが駆けつけて、我らのうーさー様と哲学思想に基づく不毛な論争を繰り広げているだけに、興味を持った方は一度視聴して摩訶不思議なうーさー世界に迷い込んでみるのも一興かなと思う。
「世の中に寝るほど楽はなかりけり」「我眠い、故に我寝る」。うーさー様からの有り難いお言葉。今回自分が自信を持って「分かった!」って言えるのこれだけかもしれない(笑)



特に問題が発生することもなく、コンビニの同僚あきこをギタリストとして仲間に迎え入れ、ライブに向けての動きは更に加速!ライブ会場で販売するグッズの展開。物販もまたライブでは欠かすことの出来ない一要素でもあり、また一つ本番に向けての動きが進展した。
ミス・モノクロームグッズだからミス・モノクロームズックというモノクロームの冗談はさておき、グッズの展望に関しての会議が意外と言ったら失礼かもしれないけどまともな案の方が多くてビックリ。出されたグッズ案の中には、現実でも既に商品化されているものもあるので、決して思い付きだけの適当発言ではない…と思いたい。
ギタリストあきこさんのピック案を毅然と否定するなど、ミス・モノクロームにも彼女なりのこだわりがあるようで、あくまでライブの主役は自分と言わんばかりの熱意はやはり本物なのだなと思わされる。いや、そんな深いことまで考えてないかもしれないけど(笑)
グッズの案を出しあう会議までの流れが割とまともだっただけに、アクションフィギュアを出したいと言ったのに、何故かアクションヒグマとなり、地元猟友会に囲まれ大騒動と、それまでの流れを完全にぶった切るオチのぶっ飛び具合に驚きもあったんだけど、逆に安心してしまった自分もいた。やっぱりミス・モノクロームはこうでないと!的なアレです。
やよいのドジ発動でぶちまけられそうになった飲み物入りのグラスを華麗に回収し、コンビニ前に留めてある車の洗車も怠らない。要所要所で有能さを見せつけるルーちゃんが、やっぱり本作で一番の良心的な存在なのかもしれないと思ったり思わなかったり。
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