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わかば*ガール、うーさー夢幻編、ミス・モノクローム2 第8話簡易感想

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わかば*ガール #08「ドンドコドコドコ」
うーさーのその日暮らし 夢幻編 #08「白昼夢うーさーの変身ふたたび」
ミス・モノクローム -The Animation- 2 #08「REQUIEM」
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若葉お嬢様、初めての文化祭にワクワクする。ということで中学時代は直前に二度転校をしてしまい、残された一度の機会で前日に楽しみにし過ぎたせいで当日ダウンという憂き目を見た若葉に取っては本当に初めての文化祭。学校の行事一つにここまで純粋な楽しみを抱ける若葉の特異性が、ここでも見て取れるのかなと思う。

その若葉とは逆に、たかが学校行事と言いつつも、自らの女の子らしさをアピールすべく、ミスコンの衣装作りやメイクに全力で取り組む直の姿は実に対照的であり印象に残る。眼鏡を取ったからと言って簡単にキャラが変わるはずもなく、水も滴るいい女ではなく水を被って正気を取り戻すなど直に関する描写は実に現実的。

やっぱり人の本質的な部分はそう簡単に変わったりするものではなく、若葉も直もその点においては共通して言えるのではないのかなと。直の台詞を借りると人は自分の人生という舞台の上で役割を全うしている。つまるところ何が言いたいかというと、イベントだからと言って無理に変わる必要はなく、その人らしく在れば良いのではないかと。

女の子らしくありたい直の気持ちも分かるし、舞台で黒子以外の役を演じたかった若葉の気持ちも分かる。でも普段やり慣れないことを急にやろうとしても良いことはあんまりない。若葉も直も本番前に正気に帰れて良かったんじゃないかな。前日の深夜に楽しみすぎて眠れない若葉に付き合わされた萌子はお疲れ様としかいいようがない(笑)


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りんとれんが主役を務める魔法少女回再び。第1期でも二人が同様に魔法少女に変身し、うーさーが謎の宇宙人的な存在にキャトられるエピソードがありましたが、今回はその正当な続編…と言っていいのだろうか。特にりんれんの魔法少女設定に関しては、あの回限定の設定とばかり思い込んでいただけに、常に生きた設定であるという事実に少しビックリ。

恒例のコラボ要素が鳴りを潜める変わりに販促的な要素が強く出ていて、りんの変身コスチュームである「めたもろいどうーさー」は本当に商品化されている上に非常にお高い!そのためかは分からないけど二人の変身シーンは魔法少女もの顔負けの気合の入り様で、うーさー恒例の逆作画崩壊ここに極まれりの素晴らしい出来。何気に1期ではカットされた、れんの変身シーンが拝めたことも嬉しい。

拉致されても全く動じることなく欲望丸出しでギャルになりたいとか抜かすうーさーはいつも通りすぎるので置いておくとして、妄想の中に出てきたお知らせうーさーに実際に変貌してガールズトークを繰り広げる様は、もう少し見たかったかもしれない。ああなった方が幸せな世界になりそう(笑)

更衣室での女子高生らしい何気ない会話が、実は後の戦闘シーンに効いてくるという匂いフェチには堪らない構成。変身したりんれんの呪文も何故か匂い系ワードを含んでいるし、合体魔法で呼び出した「せっけんのかほり」は、うーさーにとってご褒美でしかない非常に殺傷能力に長けた魔法なのではないかと。うーさーでなくても喜ぶ人多数だと思うよ!

人知れず巨大バッタに改造され、それを誰にも認知されることなく始末されたうーさーの末路に関しては何も言うまい。ある意味最高のご褒美を与えられて倒されたわけですし。あじぽんに食べられかけても吐き出されるうーさークオリティ。腹黒いうーさーの味は最高に苦みの効いたバッドテイスト。


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今回の脚本担当はアイカツでも脚本を務める回がある綾奈ゆに子さん。エンドカードはアイカツキャラデザ担当のやぐちひろこさん。更に絵コンテはアイカツ格言でお馴染みの山口ひかるさんであり、魔法少女の変身バンクに関してはアイカツでチーフ作監を務める渡部里美さんの超強力タッグ。アイカツを推している当ブログでこれをスルーするわけにはいくまいて。

りん達の会話シーンがいつもより多めに感じたのもそのせいなのかな。女の子キャラクターの動かし方に精通している陣容と言いますか。うーさーだけでなく自分にとっても色々な意味で最高のご褒美回でありました。


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痺れるだろ~?電池だけに!雨漏りをしている自室で目を覚ましたミス・モノクロームの前に何の前触れもなく突如として表れた電池くんとの運命の出会い。何が起こったのか理解する間もなく充電用の電池を買い出しに出かけたかと思いきや、そこから何故か世界一周の旅に巻き込まれるのだから本当にカオスである。

愛嬌のある?見た目と中村さんの渋い声とのギャップで、特異なキャラクターと化した電池くんとの珍道中は、果たして本当に現実に起こっていることなのか。それとも夢オチで締めるのかと見ている間中ずっと物語の展開とは別の意味でハラハラさせられたりしていたのです。砂漠に捨て置かれていたうーさーのような物体はスルーで。

砂漠で遭難し充電も出来なくなって存在が消えかけたミス・モノクロームを、自らの命を持って助ける展開は普通なら感動的になるはずなのに、倒れた電池くんに鞭を打つかの如く告げられた事実のせいで台無しである。消えた後でも電池を入れ替えたら普通に復活出来るなんて電池くんが知る由もないので致し方ない部分もある。

あくまで電池くんの遺言を遂行しただけなんだけどリサイクルボックスに彼を逆さに詰めるミス・モノクロームさんの容赦のなさには逆に感服するしかない。一応は命の恩人である電池くんを放り込んだリサイクルボックスに背を向け、更に前へ出るために駆け出す彼女の姿にもう天晴という他ない。

今回の話は仮になくても物語の大勢に影響は出ないと思うのだけど、何の脈絡もなく突然出てきた電池くんのキャラが思いのほかインパクトのあるものだったので、何らかの形で彼が登場したという事実を後の展開に活かして欲しいなとか思ったり。ライブ本番で電力不足に陥り、復活した彼が颯爽と駆けつけ窮地を救うなんて展開は…。あるはずないか(笑)

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