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日刊アニログ

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2015年TVアニメED10選

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2015年TVアニメED10選

あっちゅ~まに季節が過ぎ去った今年もいよいよ大詰め。
それではED10選の方も行ってみましょい!
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暁のヨナ「暁」/志方あきこ

夕暮れの空から真っ暗な水面へと落下していく蓮の花が、都を追われ凋落したヨナ姫の境遇を思い起こさせてくれる。真っ暗闇な中で水面に漂いながらも動かずに浮かぶ蓮の花は、自分のやるべき事や行く先を未だ見いだせず暗中模索しているヨナ姫の心境そのものを表しているようにも映り、重く切ない。世界観にマッチしたメロディラインが悲しさや切なさを更に募らせてくれる。

それだけにサビに突入した瞬間に画面がパッと明るみ、それまでの重たい曲調が一転激しいものへと変貌する様が圧巻。四龍やハクとの出会いを経て、皆の導き手にならねばならないヨナ姫が強く前を向く最後のカットまでの流れが本編の物語を踏襲した作りになっているように感じられて素晴らしい。

蓮の花の花言葉は「離れゆく愛」「雄弁」「清らかな心」「救ってください」等々。ヨナ姫のキャラや境遇をこれほど的確に言い表せる花も他にはない。また花言葉の解説ページの記載によれば、蓮は少し変わっている花で、大きな花を咲かせるためにはとても汚い泥水が必要になる。人間で言えば苦境や困難が泥水に該当する。綺麗な水飲みで育つと、小さな花にしかならないそうで。

サビ以降、画面一杯に舞い散る蓮の花びらは、旅を通して強く逞しく成長し、今後大輪を咲かせるのであろうヨナ姫そのものを表現しているのだなぁと改めて思い知らされたのです。楽曲自体も好みでCD発売を待ち望んでいたのですが、発売は放送終了後の4月。しかも待望のフルサイズよりもTVサイズの方が好みというオチまで付いて、色んな意味で今年のEDの中でも印象に残るものとなりました。


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神様はじめました◎「おとといおいで」/ハナエ

本編の最後に曲のイントロを被せてくるEDは強力の法則発動。神様はじめましたのキャラは基本的にみんな良い人ばかりで他人思い。そんな彼らが織りなす物語の余韻そのままに、全てを優しく包み込んでくれるかのような優しいメロディが染み渡り、ハナエさんの歌声に聞き惚れる。

画面中央のクレジットを挟んで各キャラが在りし日の大切な思い出や過去を追想するも掴むことは叶わないし、共に在ることも叶わない。それだけに今一緒に居ることの出来る仲間たちと最後に集合した様が、実に尊いものとして映り込む。共に居られる短くも儚いこの瞬間を大切に。今作ならではの優しさを表現する楽曲とEDが素敵です。


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アルスラーン戦記「ラピスラズリ」/藍井エイル

暁のヨナと重なる部分があるが、こちらもやはり都を追われ凋落したアルスラーン殿下の境遇を実に良く表現していると思う。仲間を集め力を蓄えながら機を窺い諸国を渡り歩く一行の旅路の様子から、絶望の中に希望を見出し進もうとする様を見て取れる。苦境にありながらも王宮の中に居たままでは決して見ることの叶わなかった物事を目の当たりにし、活き活きとする殿下の姿は実に印象深い。

またとても男とは思えない美しすぎる殿下をして、姫殿下のイメージを確立し、その立ち位置を不動のものとした点においても非常に意義の深いEDとなったのではなかろうかと。藍井エイルさんの楽曲ではこれとアルドノア・ゼロのED「GENESIS」のどちらにしようか迷いましたが、自分の中では殿下の魅力が勝ったのでこちらを選出。


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グリザイアの楽園「黄昏のスタアライト」/南條愛乃

カプリスの繭編ED。主人公である風見雄二の生い立ちや成り立ちを表現している映像構成にまず見入る。如何にして風見雄二は現在の風見雄二に至ったのか。少年時代、軍役に就いていた頃の彼と関わりの深い人物たちと交流する様は、美浜学園のヒロインズが知り得ないもう一つの彼の人生を描いていると言ってもいいのかもしれない。

非常に切なさや焦燥感を煽られるメロディラインと歌詞ですが、その中でも「自由でいることに怯え束縛を求めた」というフレーズが非常に印象深い。風見雄二を束縛し、彼の生き方や進む道を指し示した一姫や麻子は、少なくともカプリスの繭終了時点の雄二視点では二人とももう居ない。

雄二にとっては切っても切れない、彼の人生において最も大切で影響力の大きかった二人。それだけに後ろ髪を引かれている雄二の背中を押し、自由な生き方とは何かを求める自分探しの旅へ送り出してくれる麻子は、過去の因縁やしがらみを全て断ち切ってやると言わんばかりの頼もしさ。雄二が愛した女であり師匠でもある麻子の優しさと豪胆さに最後の最後まで救われるのです。


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ハロー!!きんいろモザイク「My Best Friends」/Rhodanthe*

瞳閉じればキラキラで大切な思い出はいつでも思い出せるよ~な幸せいっぱい夢いっぱいなED。冒頭瞳を閉じてるシノに両側から囁く英国組のアリスとカレン、終盤瞳を閉じているアリスに囁く日本人シノの双方向性が、国際交流系ゆるふわ学園コメディの本作における異文化交流を想起させてくれるような気がします。

瞳を閉じればいつでも思い出せる尊い思い出も勿論良い。だが瞳を開けて今この瞬間は直ぐ傍に居てくれる友達との尊くて貴重な時間を噛みしめるのもまた良い。瞳を開いたアリスがシノと向き合い笑い合う姿は実に微笑ましい。最後にイギリスの自宅の窓から夜空を見上げるアリスにしても、大切な思い出をいつでも思い出せると思えるから救われる。視聴後の余韻のみならずED内だけで見ても幸せな余韻にたっぷり浸れるEDなのでした~。


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放課後のプレアデス「ここから、かなたから」/fragments(高森奈津美、大橋歩夕、立野香菜子、牧野由依、藤田咲)

ちょっぴり切なくて、それでいてどこか優しい。天体が一つの大きな要素となっている本作の壮大さというか透明性というか。純粋でひたむきで、だけどみんな心に何かしらの傷を持っている。そんなすばる達の心境や境遇がメロディに乗って伝わってくるようで堪らない。

本来は出会うはずのなかった違う世界線に生きていたはずのすばる達5人が出会い、1カ所に集って友情を育んでいること自体が、天文学的な確率の上に成立した奇跡のようなもの。それだけにごく有り触れた日常の光景であってもその一つ一つ、全てが奇跡の瞬間であり尊い。毎回余韻たっぷりなアフタースクールの光景に見入り、曲に聞き入ってしまいました。


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血界戦線「シュガーソングとビターステップ」/UNISON SQUARE GARDEN

一般的なラインダンスといえば統率された動きや調和性がイメージとしてあるのだが、本EDにおけるラインダンスは真逆を行っている。各キャラの衣装もまちまちならば動きもそれぞれのペースで微妙にズレるし、しまいにはステージ上で酒盛りを始め各々好き放題に踊り始めて自由奔放さを惜しげもなく披露する。同じステージの上に敵味方を問わず上がり、人間異界人を問わずに入り乱れる。

しかしその混沌としたやりたい放題ごった煮混ぜ混ぜ具合が、本作の舞台となっているヘルサレムズ・ロッドの様相を凝縮した縮図のようになっているのが実に素敵で素晴らしい。馬鹿騒ぎをして面白おかしい姿を披露する一方で、血や涙を流し各々が抱える闇の部分、色とりどりの薔薇を効果的に挟むことで、楽しさだけではない残酷な世界の一面も全て内包した上でヘルサレムズ・ロッド、ひいては血界戦線の世界観が一つの形として成立しているのだと意識付けられます。


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うーさーのその日暮らし 夢幻編「Lucky Girl*」/Yun*chi

昨年に続いて今年も選んでしまった我らがうーさー様のED。時に暴走してやりたい放題突っ走る本編後の如何ともしがたい疲れを癒してくれる一服の清涼剤。これ本当にうーさーのEDか?と覚醒編に続いて同じような感想を抱いてしまったのですが、遊び心満載の映像は見ていて楽しく、唯我独尊なうーさーの暴挙ですら優しく全て包み込んでくれそうなYun*chiさんの歌声に感謝せずにはいられない。


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それが声優!「あなたのお耳にプラグイン!」/イヤホンズ(高野麻里佳、高橋李依、長久友紀)

ラジオのトークをそのまま落とし込んでEDにしてしまうという試み自体が面白い。作品の性質上、イヤホンズの三人にとってもラジオはとても大切で重要な意味を持つものだが、その番組制作に携わる裏方さんの顔というか存在も見えるのが、このEDの良いところなんじゃないかなと思います。

リクエストコーナーで流れる往年の名作主題歌に関しては、個人的に特に思い入れの深い90年代テレ東夕方枠の作品や、2000年代初頭のスタチャ関連作品が多くを占めていて、毎回何が来るのかとワクワクドキドキしながら見ていました。個人的には本編以上に本編みたいな位置づけになってしまったED。


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アイカツ! -アイドルカツドウ!-「lucky train!」/るか・もな・みき from AIKATSU☆STARS!

やっぱり明るくポップな曲調や雰囲気の方がアイカツのEDとしては合うんじゃないかなと改めて思い知らせてくれた4thの新ED。3rdシーズン後半のED「チュチュ・バレリーナ」は楽曲自体は嫌いじゃないけど、映像面において少し重たい雰囲気という印象で、また各キャラの雰囲気もどちらかというと暗めという印象が付き纏っていた。そういう意味でも「lucky train!」は良い意味で原点回帰を行ってくれて嬉しい。

OP以上にののとリサが中心的なポジションに来ていて、EDにおいてはいちご世代が全く登場しなくなった点も実に印象深い。その点は前EDからでもあるが、より次世代の物語へとシフトしていってることをここからも感じられる。次回予告をEDの中に入れると言う新たな試みがなされているのが最大の特徴とも言える。楽曲自体もお気に入りであかり世代以降のEDでは一番好きかもしれない。


今年もギリギリ滑り込みになってしまった2015年のアニメOPED10選。去年の同記事では来年があるならもう少し早くなんて言っておきながら、奇しくも去年と全く同じ日付に投稿してしまう辺り、自分は本当に追い込まれるまでやらないタイプの人間なのだと改めて痛感した次第。ら、来年があればその時こそは…(フラグ。

OPに比べるとEDの選出は比較的すんなり決まった感じがします。勿論こっちにようかあっちにしようかと悩みはしたのですが、昨年と同様に本編の余韻に浸りつつ、次の回へのテンションを維持させて橋渡しを行う。この点に関しては選出したEDは自分の中で共通したものを持っているかなと。

年末くらいになると冬と春にやっていた作品は結構忘れてしまっていたりするので、10選は節目で区切るのに良い良い企画ですし、振り返ることで当時とはまた違った印象や感想を抱くこともあったりして面白いなと思います。エピソード別も候補は絞り切っているけどコメント付けで多分間に合わないと思うので、最悪お蔵入りでもまぁ…。

何にしてもOPEDだけでも間に合ってよかったよかった!今年も素敵なOPEDに出会えたことにただただ感謝しかありませぬ。終わってみればあっという間の一年でしたが今年も無事に乗り切れて何より。来年も素敵なOPEDに出会えたら良いなと願うばかりなのですよー。それでは皆様、よいお年を!

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自分は去年以上に遅れました(^^;)
来年こそは…(さらにフラグ)

『血界』EDの自由奔放さ・ごった煮感は本当に楽しいです。世界観が表現されてますよね~
「シュガー」に対して「ビター」な面も確かに挟まれているんですが、それでもなお愛おしく感じられるのが素敵です。作品愛に満ちてて(^^)

『うーさー』EDは「覚醒編」とは真逆のテイストながらも「うーさーらしからぬ」という感想が出てきますよね、やっぱりw

あと、「黄昏のスタアライト」の画像で麻子さんの背中押しカットがチョイスされているのが嬉しいです。ココですよね!(^^)
天衝監督作品で「My Best Friends」と悩みましたが、OPは『きんモザ』でEDは『グリザイア』で…(1曲ずつしか入れられませんでした^^;)
冒頭の「両手に金髪」な囁きカットと終盤のシノ→アリスの囁きが作中の異文化交流の縮図的な双方向性を描いている、というのは成程です。

エピソード別10選。自分も年内には間に合いませんでしたが、簡易版だけでもアップしようかと考えてます(^^;)
雪光さんの10選もできれば見てみたいです…(^^)

今年もよろしくお願いします<(_ _)>
[ 2016/01/01 12:01 ] [ 編集 ]
taraさん
血界戦線のEDはあの短い時間の中に『血界』の魅力と世界観が凝縮されていたように映って本当に魅力的でした。
うーさーEDは「これ、うーさーで使って良いの?」と思いながらも楽曲の出来は凄く良いものだから余計にw
グリザイアの楽園はやはり麻子の存在が作品にとってもキーパーソンで、やはり彼女の雄二に対する接し方は特に印象に残ります。

OPED以上に話数単位の10選は候補の数も膨れ上がりますし労力も更に増しますもんね。
自分も案の定間に合わなかったのですが、簡易版か何かで形にすることが出来ればいいなと。

昨年は大変お世話になりましたが、改めて今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m
ではでは!
[ 2016/01/01 15:45 ] [ 編集 ]
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2015年TVアニメED10選
去年以上に年末ギリギリになってしまったED10選です(^^;) 先日のOP10選に続いて… 選定はTVサイズを基準に、映像も含めての評価になります。 紹介順はOP10選と同じく時系列(出会った順)で。
[2015/12/31 13:21] たらさいと
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相変わらずアニメばかり見ております。最近は全日帯アニメに回帰しているような気も。

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