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プリパラ 第79話「才能持つ者との差を痛感しセレパラで活動する意義を失ったみれぃの選択は…」

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プリパラ #79「アイドル終了ぷり」

徐々に追い込まれトドメを刺されるみれぃの姿は見ていて辛いものがある。
また作中でも屈指の特殊キャラがライブデビューと今回も非常に濃い内容でした。
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責任感が強いところはみれぃの美徳であり長所であるが、それ故に自分に責任の所在があると思い込み、周りが見えなくなって自分で自分を追い込んでいってしまうところが悲しくも切ない。また才能の有無とそれに伴って生じる絶対に越えられない壁と差を、最も身近で苦楽を共にしてきた仲間の一人でもあるそふぃのライブで再度突きつけられるのは皮肉としか言いようがない。

紫京院がみれぃに対してあれこれ言うよりも、同じユニットで常に傍にいたそふぃ個人が、明確に差を付けていく瞬間を目の当たりにするというのは、みれぃにとって今までの紫京院との問答などとは比べ物にならない衝撃を与えただろう。前回までで相当に揺さぶられていたのも大きいが、そふぃのソロライブがトドメを刺す一撃として最大限に効果を発揮してしまったのはやはり悲しい。

ライブを行った当のそふぃは、これまでにない充足感と手応えを感じてるだけに、みれぃとの落差がより際立つので余計にですね。常々不安を抱えていながらも、その思いを口にすることはなかったみれぃが、遂に「努力なんて無駄」と、自身のアイドルとしてのアイデンティティを否定する旨の発言をハッキリと口にしたことが、そふぃのライブがみれぃに与えた影響の大きさを雄弁に物語っている。

今回みれぃが何らかの反応を示すのは、そふぃが起点になって行動を起こした時である。咄嗟にそふぃを拒絶したことも含め、ここに来てらぁらとみれぃではなく、みれぃとそふぃを軸に物語を動かしているのが面白く興味深いところ。みれぃの中でソラミスマイルの仲間ではなく、凡人と天才という線引きで互いの枠組みを分けてそふぃを見てしまっているのが印象的でした。

互いにライバル同士と認め合うシオンにしてもそれは言えることで。そふぃと共に今のひびきの行き過ぎた行動を諌めるのを任せて欲しいと言われても、今のみれぃには違って聞こえる。才能ある自分達に任せろ、凡人である自分に出来ることはもう何もないと。みれぃと縁の深い二人がここでも意図せずして追い打ちをかけてしまっている。

才能ある者同士が共鳴し合う。また才能ある者は才能なき者に影響を及ぼすことはあってもその逆はない。ひびきとの問答がみれぃにその意識を植え付けており、歌劇団とそふぃソロライブがそれを裏付けている。少なくとも今のみれぃ視点ではそうとしか映らない状況が出来上がってしまっている。

そしてみれぃを気遣ったはずのそふぃとシオンの発言が、図らずもみれぃのアイデンティティを否定するものとして機能してしまっているのは皮肉としか言いようがないのだ。事ここに至ってはもうみれぃが今のセレパラに自分が活動する意義を見出せないのも無理からぬこと。ありとあらゆる要素がみれぃを追い込み、責任感の強い彼女の性格がそれらを更に加速させてしまっていた。

不安を抱えながらも表に出さないように努めていたみれぃが、徐々に追い込まれていく姿を長きに渡って少しずつ描きつつ、一度離れた親交の深い二人が歩み寄った所でみれぃの感情を爆発させ、今度は彼女が離れる状況までの持っていき方が見事でした。来ることは分かっていた重く苦しい展開でもあるが、ここまでの流れが丁寧なだけに今後の巻き返しにも否応なく期待は高まる。

ひびきの作り出した理想のセレパラは大衆には概ね好意的に捉えられているが、同時に不安要素も出始めている。ここまでやるとは思っていなかったチーム内メンバーからの不信感、表舞台から離れているふわり・あじみ・めが兄ぃ達の動向。そして低ランク層を完全に締め出す新制度は、目新しい今こそ好意的に見られても飽きが来た時に不満を蓄積させる要素足り得る。

革命を成し遂げたひびきが革命返しを喰らう下地も既に出来始めているとも言える。早急かつ大胆な改革は歪を生むこと必至であるが、現状で既にひびきの意に沿わないことを主張する少数派のらぁら達が、先述した要素と交わることで大きなうねりとなっていく流れに期待したい。その中で今回ひびきの気持ちを動かすこと叶わなかったらぁらが、彼女なりの姿勢で示してくれたらいうことはない。

ともあれまずはセレパラを去ったみれぃの動向。アイドルになりたくてもなれなかった女の子たちのモヤモヤが集まった集合体でもあるガァルル。その彼女がみれぃ復活のキーパーソンになりそうだというだけでも期待せずにはいられない。どうやって今のみれぃにアイドルとして活動する意義を見出させるのか。大きくなったガァルル自身の活躍も含め大いに期待したいところ。


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あくまで代役としての緊急登板のようでしたが、禁じ手の一つを遂に解禁!ということでシリーズを通じて見ても特殊な存在筆頭であるめが姉ぇが満を持してライブデビューと相成りました。ファルルやガァルルとはまた違った意味でプリパラの申し子と言って差し支えないめが姉ぇのライブがまた非常に凝った作り。ソロライブ出来るキャラの方が少ないというのにね!

「ヴァーチャル以上リアル未満」というめが姉ぇの存在を端的に示したフレーズが盛り込まれた歌詞にも目を惹かれるし、作り込まれたメインステージとは逆に、メイキングドラマに入るまでの流れは本当に初期のものが流用されており、ここからも彼女があくまで「システム上」の存在であることを意識させられもしました。

歌い手の気持ちを込めるメイキングドラマの性質上、感情を持たずシステム通りに動く彼女が独創性あるオリジナルのメイキングドラマを使用することは出来ないと取ると意外と深い。それにしても自分だけでチームを結成出来てしまうあたり、めが姉ぇが本当に規格外な存在であることは変わらないのだなと。めが兄ぃさんの現状を思うと、システム上の存在たる二人にも落差が生じていて面白い。


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紫京院との問答でらぁらは明確な言葉による説得をすることは適わなかったわけだが、自分の感性に従った行動力で周りを感化していくのが、主人公らぁらのスタイルでもある。未だに頑なな姿勢を崩さない紫京院の考えを如何にして突き崩していくのか。一連の流れに対するらぁらなりの答えを導き出し(彼女の中では既に明確な答えが出ているとも言えるけど)提示することが出来るのか。

ここはひびきが登場して以降の物語の最大の争点でもあり、二年目のテーマに対する回答にもなり得る部分なだけに特に注視していきたいと思ったところ。今まで通りではひびきの心に響かないことは既に描かれている。故にらぁらにも何がしかの変化が求められるはず。それこそがらぁらが二年目の物語を通して成長した証となるかもしれないだけにね。ここぞでビシッと決めるらぁらに期待しよう。

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>故にらぁらにも何がしかの変化が求められるはず。
らぁら自身も気づかなかった自身の間違いやエゴ、プリパラ時代では笑顔になれなかった子がセレパラになった事で笑顔になる事ができたみたいなセレパラになったからこそのいい面、プリパラの問題点や改善点という感じにただ単に前のプリパラに戻していいのか?自分がやっている事で傷つく人がでてくるなどといった自分の行為は正しいのか?本当に間違っているのは自分ではないか?という悩みを抱き、苦悩して答えを出す!というのが王道展開ですが、もし、らぁらが変わるとしたら、どう変わるのかが気になりますね。
それでは、
[ 2016/01/19 04:06 ] [ 編集 ]
Re:
らぁらが追い求める理想のプリパラ像、ひびきが追い求める理想のプリパラ像が作中で言及されているように、プリパラ内に居るそれぞれのアイドルにも多かれ少なかれプリパラに対する思いみたいなものはあるのかなと思います。仰るようにひびきの改革によって今のらぁらにはない観点から変わったプリパラを見る機会が訪れているとも言えるのですよね。

単純に今までのプリパラに戻すことが果たして本当に正しいことなのか?とらぁらが考えるだけでも、それは今までの彼女にはなかったもので得難いものになり得るのかなと思います。それだけに最終的に主人公として彼女が如何な答えを提示してくれるのかには興味が尽きませんし期待してしまうところなのです。どういう決着を見るのか今から楽しみなのですよ~!

ではでは、コメントありがとうございました!
[ 2016/01/19 19:36 ] [ 編集 ]
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[2016/01/19 17:56] Msk-Mtnのブログ
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[2016/01/19 10:08] のらりんすけっち
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