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プリパラ 第84話「あなたの悲しみを盗みにきました」

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プリパラ #84「ポップ・ステップ・ぷりぷりぷり!」

みんなが居てくれるから幸せ。
周りの人から与えられる希望もきっとある。
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歩み寄りと否定の84話。ひびきの「本当」はどこにあるのかに思いを馳せたことで、ふわりとみれぃを筆頭にらぁら達は改めて彼女と正面から向き合おうとする。今まではひびきは悪者というフィルターを通して彼女を見てしまっていたが、それを取り払うことで対等の「友達」になりたいとう彼女達の思いが、より純粋なものへと昇華され、彼女らの主張に一本の芯が通るわけだ。

しかし過去の経緯から純粋な友情など存在しないと考えるひびきには、その思いは通じない。向けられる思いや善意が純粋であればあるほど、過去のトラウマから否定的な感情が強められてしまう。そんなものはあってはならない、あるはずがないという強い感情。しかしそれは潜在的にひびきが「友達」というものを強く意識し、求めて止まないことの裏返しでもあるのかなと思うわけです。

執事安藤や愛馬のマキシの「裏切り」に過敏に反応するのは、大切なものが離れていくことの怖さを身を以って知っているからこそである。それでも対等の存在ではなく命令出来る存在として彼らを近くに置くのは、ひびきが本当は孤独で居たくないという気持ちの表れのようにも感じます。本当に孤独となり外部との関係を絶ちたければ安藤ですら近くに置かねば良いはずだが、ひびきはそうはしなかった。

しかし手のひらを返される怖さも知っているからこそ、支配する側と従属する側としての関係性を強く望む。これは彼女の築き上げたセレパラの形そのものにも繋がっています。セレパラはひびきが安心できる理想郷でもあるからだ。そんなひびきの本当に望むものを、ふわりは見事に見抜いたのだと思います。だから怪盗ナチュラルに扮しひびきに再度接触を図る。

しかしそれらを踏み越えて接近し壊そうとするふわりは、今のひびきにとって恐怖以外の何者でもないだろう。だから遠ざけようとする。対等でいることは怖いから。いつ自分の傍から離れていくか分からないからだ。安藤は従属するからこそひびきの傍に居られたのだ。そして友達を認めてしまえば今までの自分のアイデンティティは崩壊してしまう。だからこそより強く否定してしまう。

ひびきは公明正大な面があるとライバル陣営から言及されている中で、対等であることを良しとしないひびき様がいるのが、今回の面白いところでもあると思います。しかし友達の存在を頑なに否定するひびきが居る一方で、アイドルとして結果を出したみれぃを死にかけながら見届けるひびきも居る。そしてそのみれぃに立ち上がる力と、向き合う強さを与えたのは他でもない周囲の友達というのが興味深い。

これがひびきに対する一つのメッセージというかアプローチになっているのかなと。周囲の友達から絶望を与えられたひびきと、希望を与えられたみれぃは実に対照的。みれぃは自分が持たない才能を持つ人を羨望しましたが、その逆も然り。ひびきは自分が持ちえなかった物を持つみれぃに一つの可能性を感じた。だからスプドリの対抗馬として出場を認めたのではないかと。

上述しましたがひびきはやっぱり意識下でも無意識化でも「孤独からの脱却」を求めているように感じます。孤独になりたいではないのです。ボーカルドールになり外部からの干渉を断ち切る。しかしそこには絶対に裏切らないシステム上の存在であるファルルや赤井めが姉ぇが居る。ファルルもひびきが自分と同等の存在となれば、特殊な存在故の孤独から解放される。二人はここで共通性を持っている。

どちらも心の奥底で自分と対等である存在を渇望している。同時にそれは対等になろうと寄り添おうとしている人たちに気づいていないことの表れでもあるのかなと。大切に思ってくれる人が身近に居る。でもどちらもそれぞれの特殊な事情や経緯からそれに気づけない。それに気付けた時こそ、彼女らは本当の意味で孤独から解放されるのではないだろうか。

ひびきにはふわりが居る。安藤も居る。ファルルにはガァルルやユニコン、多くの妹達が居る。その両者を少しでも理解しようと務め、スプドリに臨もうとするらぁら達が居る。皆が居るから幸せ。みれぃやふわりが口にしていた一つの答え。ひびきやファルルもそう思えるようになる日が来ると良いなと思わされた今回のお話なのでした。


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みれぃ久しぶりのソロライブぷり!ここまで幾度も才能という壁に跳ね返され、一度はアイドルを辞めようとまでしていた彼女が、更なる努力の果てに単独のゴールドエアリー化を果たすというのは本当に感慨深い。そしてそれを可能にしてくれたのは、彼女を呼び戻そうと必死になってくれた仲間と、何より失敗を恐れずに立ち向かっていたガァルル。みれぃを思ってくれた皆のおかげなのです。

ひびき様を殺しに行ってるとしか思えない「語尾づくし」の歌詞もアレなんですが、やはりこのライブ自体がひびきに向けて色々な意味を込めたメッセージとして機能していたように思います。だからひびき様も死に体になりながらも見届けてくれたのではないか。何にしても満面の笑みでライブをやり遂げランクアップを果たしたみれぃちゃんには拍手しかありません。クマが涙する気持ち凄く良く分かるぞ!


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もう一つひびき様に対してメッセージを発信していたの我らのふわり。怪盗ジーニアスに対して怪盗ナチュラルを名乗り、慣れないことをしてまで寄り添おうとするのも、少しでもひびきの気持ちを理解し近づきたいという一心からの行動だろう。ひびきの悲しみを盗むというのは、トラウマを取り払い彼女を孤独から救いたいというふわりの決意表明のようにも聞こえます。

しかし独特の言い回しを必死で練習していたであろうふわりちゃんの姿を想像すると微笑ましすぎてニマニマせざるを得ないですなぁ。こんなふわひびが見られる時を自分は待っていた!攻める女の子は強いのです。


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らぁらの主張やスタイルは一貫していてブレることはない。しかしひびきとは違った意味で絶望を経験し、どん底から這い上がってきたみれぃやふわりに比べると、やはり薄いというか説得力に欠けてしまう感じは否めない。実際にひびきの心に干渉し、彼女の行動に影響を与えたみれぃやふわりに対し、らぁらの言葉はひびきに響かず、その行動に何らの影響も与えることは出来ていない。

小学生ながららぁらぁは彼女なりに一生懸命考えて動いている。しかしひびきの過去を知り、それでも自分なら友達を信じると言われても、実際にその過酷さも絶望の深さも知らない彼女が、いくらそう主張してもその言葉がひびきに届かないのは至極当然のことだと自分でも思う。だからこそらぁらならではの回答は、以前からずっと楽しみにしている部分でもあります。

ひびきだけではなくファルルが何を考えていたのかも改めて知ることになったらぁらさん。それらに直面し、またシステムに不穏な動きが見られセレパラが歪み始めた今、主人公としてどういった立ち回りを見せてくれるのか。ここから主人公らぁらに如何にして見せ場を与えるのかは非常に楽しみ。物語もいよいよ大詰め!最後はビシッと決めてくれることを期待している!

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残り話数で大丈夫かー?
個人的にはグロリア校長みたいに24話ぐらいにひびき和解を目指す話をした方がバランス的によかったんじゃないかと。
残りの話数的に色々としないといけないのに本当に大丈夫かー?と。
それこそ「だからこそらぁらならではの回答」をちゃんと出すことができるのだろうか?
ふわりや安藤といったひびきを思う人たちもいる中、どうするのか?
それでは、
[ 2016/02/23 00:15 ] [ 編集 ]
Re:
不安要素があるとすればやっぱり残りの話数がかなり限られた来たことですよねー。
スプドリとドリームパレードをほぼ連続でこなすにしてもそれでも厳しいところがありそうで。
システムに障害の兆しが見えたことでやらなければならないことが更に増えそうな気もします。

今のところ他の主要キャラが目立っているだけに最後はらぁらに見せ場が来ると良いですなぁ。
これからラストまでの物語展開とキャラクターの動かし方に更に注目して見ていきたいのです。
ではでは、コメントありがとうございました。
[ 2016/02/23 23:08 ] [ 編集 ]
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プリパラ 第84話感想
 「プリパラ」第84話「ポップ・ステップ・ぷりぷりぷり!」の感想です。
[2016/02/23 19:46] Msk-Mtnのブログ
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