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日刊アニログ

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プリパラ 第86話「ひびきさんは私の友達だから!」

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プリパラ #86「つかめ、春のグランプリ!」

友達を救いたいという皆の思いが奇跡を起こす。
様々な思いが交錯するスプドリ開幕!
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言葉にならないくらいの内容の濃さを詰め込んできた怒涛のスプドリ本番。本番直前のキャラクターの心情を語るシーンはそこそこで切り上げ、ここが見せ場と言わんばかりに話の中身の大半をライブパートに割く構成が非常に印象的。過去最大規模の人数が同時にステージに上がるライブは、まるで舞台演劇さながらの雰囲気で往年のプリズムアクトを彷彿とさせるものがある。

今回は冒頭で主人公らぁらの思いを改めて問うシーンが描かれている。これまで何を言っても聞く耳を持ってくれないひびきに対し、らぁらは本当に友達になれるのかという不安を吐露している。そして彼女の不安と悩みはスプドリ本番を迎えても解消されないままでいる。ライブ直前のセレパラ歌劇団の面々とのやり取りのシーンでも、らぁらの表情には依然として迷いが生じているのが見て取れる。

一方でこれまでひびきの望みが叶うのを良しとしていたファルルも、ふわりが接触することで、その思いに揺らぎを生じさせられている。ひびきがボーカルドールになって嬉しいという思いはファルル自身の願望。でもそれがひびきのためになるのか、友達のためになるのか。ふわりの言葉によってファルルは初めて自分の願望ではなく、ひびきのためという目線で物を見るようになった。

ライブ途中で他の皆からぁらとファルルが出遅れたのは、こういった迷いが生じていたからだと思いますが、これによって最後尾から他の皆がひびきに向ける思いを客観視することに繋がっている。「ライバルで友達」の皆がひびきに跳ね返されながらも立ち向かっていく姿を見て、らぁらは自分が何をしたいのか、ひびきに何を伝えたいのか。心の中を整理する最後の下準備の時間として機能していたように感じた。

スプドリに出場しないふわりがファルルに思いを託したように、それを乗せたファルルの思いがらぁらを後押しする。この託すという行為は今回の一つのキーポイントでもあると思います。自分の思いを託すということは、すなわち相手を信頼していなければ出来ないこと。ひいてはひびきが拒絶したものでもあり、彼女に回答を示す道筋を作るものとして、これ以上相応しいものも他にはない。

友達の友達は友達。これはファルルに思いを託したふわり、らぁらに思いを託したファルルの気持ちを届けに来たことを示唆していたように思えます。しかしそれでもまだ至らずひびきの問いに返せない。そこで更に仲間の後押しを受け、らぁら自身の答えを示す。「ひびきは自分の友達」とらぁら自身の気持ちをハッキリと表出させたことで、彼女の言葉が初めてひびきに届いたのです。

間接的に伝播させていった各々のキャラの思いを、最終的にらぁらが託されることで、彼女自身も真に望むことに気が付き、ひびきにぶつけることで彼女を超えるという展開は王道ながら熱い。常々らぁらが口にしていた「みんな友達、みんなアイドル」が体現された瞬間。仲間との絆、友達を救いたいという思いの結集が、奇跡の鐘を鳴らす道筋を作り出し導いた形だ。

割とスピーディーな展開ではあったけど、ファルルと同様にらぁらも自分がどうしたいのか、ひびきにどうあって欲しいのか。それをしっかりと言葉にして出させたことに意義があった回だったかなと。友達としてひびきを救いたい。その思いの結集がファイナルエアリー化を招き、チャームベルを響かせるに至った。らぁら達のひたむきな思いが、ひびきの思いを上回ったことの証と言えるのかもしれない。

さてさて、主人公としてのらぁらは一応の役割を果たした。しかしこれで終わりではない。ボーカルドール化の願いは防いだかもしれないが、当のひびきは納得することも受け入れることもしていない。まだ救われたわけではないのです。そんな彼女に本当の意味で救いをもたらす最後の役目を務めるのは…。

プリパラのシステムが暴走を始めた今、主人公らぁらとは違った意味でひびきにとって特別な立ち位置に居る、ふわりや安藤さん、ついでにあじみ先生が何を見せてくれるのか。そこに期待を寄せつつ、この最終盤の展開と終着点がどうなるのかを見届けられたら良いなぁと思います。


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プリパラ史上最多となる10人同時のライブに加えて、ライブ時間も最長と見所しかなかったような気もする今回のライブパート。しかしこの凄い物を見たということは分かるけど、それを上手く言葉にして言い表せない奇妙な感覚は、プリズムアクトを見た時のあの感覚に通じるものがあって、自分の中で忘れかけていたディアマイフューチャーを思い出させてくれたりもしました。

今回のライブの中でもオーロラからの宇宙空間への飛び出しはADの気もするし、謎の剣戟や乗り物に乗っての衝突レースなんかはDMFで、プリリズ的な印象を更に強いものにしてくれる。皆が支えて打ち上げるのもDMFの最後に行われたグレイトフルシンフォニアの流れそのままの気がするし。未来のみんながいっちば~ん!って言ってくれたみあさんをこの場に連れてきたい。

世界一周をした後に無限とも思える高みを登り、頂を目指し続ける姿。とにもかくにも凄い物を見たとしか言いようのない特殊ライブパート。これ一度きりのためにここまでの物を用意したのならば、CG班の皆様には本当に頭が上がらない思いで一杯なのです。


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ふわりとファルルの会話の中でも触れられたマーガレットの花言葉は「心に秘めた愛」「誠実」「信頼」「真実の友情」等々。ひびき様が求めて止まないものを的確に言い表すに相応しい花ではないかと思います。そしてそれをひびき様に与えることが出来るのは、ふわりか安藤さんしか居ないのではないかということを言いたかったのですよ。

主人公らぁらはひびきの掲げる理想とは対のものを主張する存在として、また否定する存在として今回その役目を全うした。しかし傷ついたひびきの心を救うのは彼女の役目ではないのかもしれない。ひびきの心を救済出来るのは彼女を真に理解し、彼女の心を盗むと言ったふわりか、どんな時でもひびきに付き従い、切り捨てられた今もなおひびきを心配してやまない執事安藤。

この二人にしか出来ないというか、より適任といいますか。ひびきの思想ではなく夢の部分を否定していいのはこの二人だけなんじゃないかとふと思った次第。最終的にもう一度この二人に見せ場があって欲しいと言う自分の願望でもあります(笑)パルプスに咲き乱れるマーガレットを見るひびき・ふわり・ファルルと彼女らを見守る安藤。最後にそういう感じの光景が見られたらもう言うことないなぁ。

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プリパラ 第86話感想
 「プリパラ」第86話「つかめ、春のグランプリ!」の感想です。
[2016/03/09 19:16] Msk-Mtnのブログ
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