真剣勝負を経た先に得るものとは自分たちの特徴を存分に発揮して硯谷女子バスケ部を猛追する慧心学園女子バスケ部。
試合は一進一退の攻防が続き最後まで1点差を争う接戦となっていくのだが。
バスケを通して仲間との絆を描いた本作でしたが良い最終回だったと思います。
にっきちょう体育館に吊されている垂れ幕に書かれた日付は12月6日。
そして智花達の会話の内容的に昨年のバスケ部設立直後くらいの話になるのかな。
智花が真帆たちを苗字とさん付けで呼ぶのは何か新鮮ですね。
相手も当然手強いです紗季が状況を判断し智花を攻撃の起点として得点を重ねる慧心女子バスケ部。
愛莉もセンターとしての自覚を持ち葵の教えを守って逃げずにしっかり立ち向かい。
しかし全国常連校は容易い相手ではなく一度は追いつくが点を取られてしまう。
審判として公平な判定を下す初恵に対しても未有は不満たらたらですね。
勢いづく慧心学園女子バスケ部ひなたの身長を活かした低い姿勢でのドリブル。
そしてボスハンドからのリバースショットと夏からの特訓が実を結び。
真帆もファウルで止められてもただでは終わらずフリースローの権利を得てしっかり決め。
勢いに乗る慧心が硯谷を引き離す展開に。
麻奈佳は慧心の強さを再確認するが未有は格下相手にいいようにされ冷静さを欠いていく。
気持ちを切り替えて相手を見下し真剣にならない未有に麻奈佳はコーチとして厳しい言葉を浴びせ。
冷静になり真剣になった未有は強豪校のキャプテンらしい見事な動きを見せる。
小さい自分がキャプテンをやっているのは実力で智花とは潜った修羅場の数が違うと挑発。
それに対して智花も背が高くて上手い人と毎日手合わせしていると負けじと張り合い。
智花の一言を聞いて昴に確認しようとする葵を華麗にスルーした昴には笑いましたw
昴の作戦1点差リードで迎えたタイムアウトで昴が女バスメンバーに告げた作戦。
それは1センター4シューターの布陣。
強力なセンターと精度の高いシューターが必要になるが慧心にはぴったりの作戦ですね。
まだ未完成でスタミナ面でも不安は残るが見事にはまり更に得点を重ねていくことに。
今のこの気持ちだけが自分の全て全力でプレイする両チームの試合を見て昴と葵は改めてバスケの良さを実感し。
そして流れるOPテーマと共に語られる女バスメンバーのバスケに対するそれぞれの思い。
王道だけど最終回でこういうシーンは毎度の事ながら熱すぎて泣けますねぇ。・゚・(ノД`)・゚・。
1点リードされてしまい残り時間がわずかとなったワンチャンス。
最後を託された紗季はシュートを放ちボールはゴールへ向かっていくが―。
アイキャッチ~♪日常へと戻り智花との朝練、同好会の活動でも落ち込んだ様子を見せる昴を智花と葵は心配し。
紗季が最後に放ったシュートは惜しくもはずれ試合には負けてしまい。
しかし昴はコーチとしてやらなければいけないことが一杯あると前向きですね。
ここから新たなる一歩を街中で偶然夏陽と出会った智花は夏陽から試合のことを聞かれ。
強豪校相手に善戦した女バスメンバーを夏陽もしっかり認めてますね。
最後にシュートをはずしてしまった紗季は落ち込んでいますが真帆が励まし。
前回とは立場が逆転してますがこの二人の関係はいつ見ても良いです。
愛莉とひなたは二人で走り込みを行い。
それぞれが立ち止まることなく新しい一歩を踏み出そうとしていますね。
教えられることばかりチームに帯同することが出来なかったことを初恵に詫びる美星先生。
しかし大事なことを教えられたとお礼を言われることに。
教師として生徒に教えられ事ばかりであることを二人は話しして。
昴もコーチとして教えているつもりがいつも教え子に教えられてばかりだと再確認。
全てが始まった体育館の前で再度決意を新たにする昴は扉を開き…。
何なりとお申し付けくださいませ体育館で待っていたのはメイド服を着た智花一人だけ。
いつも教えて励ましてくれる昴が落ち込んでいたので元気付けのためにこの格好を(^^;
次こそは絶対に勝ちたいが公式戦にいつ出られるかは分からないのでそれまでは別のことを。
何でも言ってくれという智花に昴がお願いしたのは智花のジャンプシュート。
思えば二人の関係もこのジャンプシュートを昴が見た瞬間から始まったんですよね。
もっと強くなろう!当然のように二人の様子を伺っていた他のメンバー。
朝練の時に元気がないように見えた昴のために智花が相談したけどやっぱり少し的外れ(笑)
昴は女バスメンバーの強さを認めた上であと少しのスタミナと運がなかったことを告げ。
もっと強くなろうと決意を新たにし女子バスケ部は更なる高みを目指し一歩を踏み出す。
女子小学生と戯れるすばるんコーチをして貰うお礼としてマッサージを受ける昴。
しかしやって来た葵とミホ姉には智花を押し倒し周りに小学生を侍らせているようにしか見えず。
信じてたのにと葵に思い切り蹴り飛ばされる昴ですが葵パンツ丸見えなの気にしないのか(笑)
そして吹っ飛ばされた昴に見向きもせず差し入れのドーナツに夢中のメンバー。
昴可哀想に。・゚・(ノД`)・゚・。
昴はもう道を踏み外してしまったんですね(笑)EDと共に女バスメンバーとそれぞれ二人きりでデートしているようなシーンが描かれ。
昴はもう引き返すことが出来ないところまで来てしまったんですね(^^;
昴の高校の男子バスケ部が再始動できるか先行きがかなり暗いんじゃないかなw
少女はスポ根、コーチはロリコン?こんなフレーズで始まったアニメのロウきゅーぶ!ですが個人的に凄く楽しめました。
このブログの最初の記事がロウきゅーぶだったこともあり思い入れもかなりあります(笑)
今回硯谷女子バスケ部に負けてしまった慧心女子バスケ部。
先週の話を見た段階で最終回は勝ちか負けかどっちもあり得る展開だと思ってました。
ただ個人的には負ける展開の方がある意味でいいのかなぁと漠然と思っていて。
というのもアニメにおいては今まで行った試合は全部勝ってたんですよね。
そして今回の相手は全国常連の強豪校というのもあり当然容易く勝てる相手ではない。
個人的には負けることでしか得られないものもあると考えています。
負ける展開の方が良かったというのはそういったところから来ている話で。
重要なのは負けたことから何を学んで今後にどう活かしていくかという点。
今回試合後のお話としてBパートでそういう点に触れてくれたのが非常に良かったです。
総じて最終回のお話として個人的には満足のいくものとなってくれました。
最後にこの作品全体に対する感想を少しだけ。
この作品はバスケを通して女バスメンバー5人の絆。
そしてコーチと選手の間柄にある昴と女バスメンバーの絆を描いた作品なのかなぁと。
バスケットのリングの形は輪で最終的なゴールとなるもの。
これに女バスメンバーと昴が輪(チーム一丸)となってゴール(目標)に向かっていく。
この構図を当てはめることが出来るのかなぁと何となくですが思いました。
かなり強引なこじつけで自分でも何言ってるか分からなくなってきた(^^;
何はともあれ1話の感想でバスケシーンのクオリティを保てれば面白くなると書きましたが。
バスケシーンの良さもさることながら日常シーンの面白さも半端じゃなかったです。
ギャグパートにおいては今期の中でもトップクラスを争うと個人的には思ってます。
思った以上にはまってしまった作品、それが私にとってのロウきゅーぶ!でした。
段々収集がつかなくなってきたので感想はこの辺りで締めたいと思います。
最後に製作スタッフの皆様、出演された声優の皆様。
本当にお疲れ様でした。
素晴らしい作品を作ってくださりありがとうございますの言葉しかありません。
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○真帆と未有
真帆は頭に血が上り、未有は慢心して
全力を活かせなくなるというのが対照的でしたね。
選手としては療養中なので臨時コーチを務める先輩に
相手との戦力差があろうが、真摯に向き合えないようではレギュラー失格だと言わんばかりの対応をされてからは
仕事を全うできていたと思いますが。
○智花の意趣返しと昴のスルー
今度は堂々とスルーしてるのは
日々の朝練と部活のない日の合同練習なので、
全く疾しいことはないからなのは言うまでもありませんw
……ところで、わざわざ昴達へ聞えなくもない位の声で言ったのは
葵にも意趣返しする為だったりするのかなと思ったのは自分だけでしょうかw
(先日挑発を受けたり勝負を降りられたりしていましたしね)
○女バスメンバーと昴の絆
道を踏み外したというよりは、皆のお願いを聞いたという形なんじゃないかなーと予想してみます。
特に、基本的に普段は智花に遠慮している3人がデートというのは有り得そうな話ですからw
しかし、仮にメンバーの願い事だとしたら
ひなたちゃんは何を頼むんでしょうね?w
○昴と智花の場合
似た者同士のところとお互いを補い合えるところの両方があり
特にかけがえない存在になりつつありますからね。
休部の経緯もありますしすぐに交際ということは流石にないにしても、
将来を誓い合う仲になる可能性が最も高いのが智花だろうことは想像に難くありませんw
○キャッチフレーズ
傍目ではどう足掻いてもロリコン以外の何者でもない昴の物語だからでしょうw
バスケ>>その他なことを除けば昴も普通の男子高校生ですし、
実際、どちらかと言えば翻弄されるパターンの方が多い気がしますしねw
(美星先生や葵に誤解される→制裁と続くパターンもありますがw)